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死体ホルマリンプール漬け

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■仕事内容
病院などの特別な部屋でホルマリンプールの中の死体を棒で沈めるアルバイトです。

■メリット
高額です。経験すれば怖い話にリアリティがでます。

■給料
一晩3万だとかそれくらいらしいです。あくまでらしい・・・

■勤務地
病院

■勤務形式 
24時間でシフト制

■必要資格 
特に必要はない

■契約期間 
???

■待遇 
かなり怖い、呪われるかもしれません(--;

■応募先 
残念ながら募集情報はありません。

ホルマリンプールに漬けるアルバイトの推測

推測:根無し草


体験談ではないけれどこのアルバイトに関しては僕も以前から気になっていて、裏系も扱うバイトファイルとしてはこの都市伝説の真相をここで書かないわけにはいかないだろう!

アルバイトの概要としては事故、他殺の疑いのある死体を検体するまでの保存や、医学部などの実習用検体としての保存のために病院の地下室などでホルマリンプールに死体を沈める。すると体内にガスなどが貯まって浮いてくるのでアルバイトが棒で押し込んで沈めるというもの。

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そこでまず死体の保存につかわれるホルマリンについて調べてみた。 ” ここ ” なんかが分かりやすいと思う。

性質:揮発性がありすぐに蒸発する、また急性毒性がある。

値段:500mlで1000円前後


まず費用について考えるとプールが標準でどの程度のものか分からないが少なめに見積もって死体が5体入るプールを考える。日本人の身長から考えて高さは2mくらいが確実、横幅は死体をつめて並べると考え80cm、深さは死体を沈めるという点を考え50cmは必要だろう。 これを満たすには800Lのホルマリンが必要ということになる。このホルマリンの購入に必要な費用は160万、一括購入で安く買うので半額で仕入れることができたとしても80万、さらにホルマリンの揮発性を考えるなら1週間で全てのホルマリンが入れ替わるとして月に320万程の費用がかかることになる。

さらにアルバイトが1日2交代制で給料が1日3万なら人件費は1日6万一ヶ月で 180万。 このホルマリンプールに必要な経費はそれだけで月500万ということになる。
エライこっちゃ。(^^ ;

また、ホルマリンには急性毒性があるから揮発性の高いホルマリンをプールになんかしたらアルバイトの人間は死んでしまう。ただ換気がしてあれば大丈夫だという 意見もあるかもしれない。 医療系などの実験施設では毒性のある物質を扱うときには換気をしたボックスの中に手を入れて実験をするのが一般的で毒性のある気体がある空間に生身で入ることはほとんどない。 しかもホルマリンは揮発性がある上に比重が空気とほぼ同じ だから室内に充満しやすいんだよね。

明らかにアルバイトは死んでしまいます(^^;

かといってもし、宇宙服のような防護服などを来て作業をしていたのなら・・・ これだけ都市伝説化されてるのだから少しもそういう話がでてこないわけがない。

以上の理由などによりホルマリンに漬けた死体を沈めるバイトは存在しないとほぼ断言できます。またしたことがあるという話はネットなどでもたまにみるがどれも具体性がなく信憑性に欠ける。

この話の元は”大江健三郎”の『死者の奢り』という小説で書かれたのが始まりと言われています。

さて、じゃあ実際の死体保存の方法はというと通常は体から血を抜き、防腐剤を注入したあとホルマリンを含んだ布で巻いて保存します。

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